扇浜海水浴場の後は備長炭発祥地へ。
ここは高野山、龍神温泉へ抜ける道沿いにあります。
高野山へは40キロと書いてありました。
資料館、売店、喫茶、BBQ施設もあります。
紀州備長炭発見館に入りました。
大人210円。結構長い間いましたが、貸切状態でした。
備長炭琴
少し叩くだけで大きな音が鳴ります。
館内はずっと備長炭琴のCDが流れていて癒されます。
(このCDは売られています。)
備長炭の箸。すごくいい音がします。風鈴にぴったり。
炭の資料館なんて珍しい。
ピンボケばかりなので余り写真なし。
原木は色々ありますが、和歌山はうばめがしだそうです。
秋津川の辺りでは沢山採れます。
伐採してもまた伸びてくるんですって。
備長炭は田辺の秋津地域で生まれたそうです。
江戸時代、全国で作られていた炭の品質差が大きく、
備中屋長左衛門の作る炭が高級品と扱われるようになり、
備長炭と名付けられるようになったそうです。
備長炭の製造方法が詳しく分かります。
安物の炭は黒炭で、備長炭は白炭なんですね。
火消し用の炭が掛かって白くなっているのが白炭です。
茶道に使う炭も白炭が向いているそうで、
千利休も煙の少ない炭を求めて苦労したそうです。
うばめかしを原木としているのは和歌山、高知、大分だけなんですね。
備長炭は、日向備長炭(宮崎)、土佐備長炭(高知)など
全国、また世界にまで広まりましたが、偽物も多いそうです。
備長炭は原木がなにかの定義ではなく、製造方法なんだそうです。
現在では、「紀州備長炭」という名前は商標登録されていて、
使えるのは和歌山、奈良で製造されたものだけ。
紀州備長炭は凄く高級品なんだそうです。
木炭は自然に発生して世界中で古くから使われていたそうです。
一番古いのは北京原人の42万年前。日本でも四国で35万年前だそうです。
世界の木炭…。アメリカのを見て笑ってしまいました。
木炭自動車
第一次世界大戦中、燃料不足の為作られた木炭で動く車です。
いいですね。。どれくらい走るのかな。
喫茶 備長の里では真っ黒の麺の炭蕎麦やめはり寿司なども売られています。
私達はここで、BBQの受付をします。つづく
紀州備長炭発見館和歌山県田辺市秋津川1491−1
午前9時~午後5時(水曜定休日)
一般:210円小・中・高校生:100円
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