JR和歌山駅からきのくに線に乗って、紀三井寺 (きみいでら)まで行ってきました。
駅から10分ほどで、参道に到着します。
途中お土産屋さんもあるので、あっという間に到着しました。
正確な名称は、紀三井山金剛宝寺 護国院(きみいさん こんごうほうじ ごこくいん)
西国巡礼の第2番の札所と言うこともあり、お遍路さんの姿も見かけました。
紀三井寺は、名草山(なぐさやま)の中腹にあるため、結構のぼりが続きます。
結縁坂(けちえんざか) 231段の階段があります。
その昔、紀の国屋文左衛門という方が、母を負ぶってこの坂を上ったそうです。
途中鼻緒が切れ、困っていた所に通りかかった娘さんが助けてくれたのが縁で
二人は結ばれたそうです。
その後、二人は大儲けをした事から、“ 商売繁盛 ”、“ 良縁成就 ”の
紀三井寺の境内には、1200本の桜の木が植えられています。
桜まつり(3/21~4/20)は開催されていましたが、この日(3/30)はまだ三部咲きでした。
開花にあわせ、夜桜のライトアップもされるそうです。
それでも十分楽しめましたが、満開になるともっと綺麗でしょうね。
ソメイヨシノ 標本木
関西の開花宣言の目安とされる標本木。
この木が3部咲きだったので、関西ではまだちょっと早いという事なんですね。
本堂
桜が満開だったら、もっと絵になったと思います。
売店では、さくら餅(300円)、おでん(500円)が売られていました。
ついつい食べそうになったんですが、珍しく何も食べませんでした。w
本堂の手前にある “ ごくらく橋 ”
真赤な橋が印象的でした。先祖供養と旗が揚がっていますが、
天然記念物の、紀三井寺の樟樹
境内からは、和歌の浦が一望できます。
片男波海水浴場~浜の宮海水浴場~和歌山マリーナシティまで
全景を望めますが、マリーナシティが意外と近く、和歌山駅が結構遠くに見えました。
幸福観音像と、鐘楼(国指定重要文化財)
鐘楼は、桃山時代建立。
桜の開花にあわせて塗りなおしたようで、真新しくも見えました。
大観音像仏殿
入りませんでしたが、この中に、“ 十一面観音菩薩 ” が安置されているようです。
六角堂
紀三井寺は、室町、桃山時代に建てられた建物が多いですが、
多宝塔
1449年(室町時代)建立。
眩しいくらい、朱色がとても綺麗でした。
身代りびんずるさん
心身の痛む部位を交互に撫でるといいそうです。
このびんずるさんは、一度身代りになって焼身し、修復されています。
無人でしたが、良縁のお守りが沢山売られていました。
和歌山県和歌山市紀三井寺1201 ( MAP )
JRきのくに泉 紀三井寺 徒歩10分
大人200円・小人100円 (特別拝観料:1000円)
8:00~17:00
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Author:mahina
(ギャルママ)