1914年~1986年まで、“ 第一排水ポンプ場” として活躍した建物が
水道記念館(1995年)になっています。
しかも入場料も駐車場も無料なので、入って見る事にしました。
建物は、赤レンガと御影石を使用した明治大正建築で、
国の有形文化財に指定されています。
“ 送水喞筒場 ” (そうすいそくとうじょう)と書かれているのでしょうか。
大阪の水はまずいと言われていますが、
高度浄水処理により、実はとても美味い水に生まれ変わっています。^^
大阪市は、「大阪の水は不味くない。」と、PRに躍起していますが、
一度貼られたレッテルをはがすのは難しいもんですね。
私も家で飲む場合は、未だに沸かしてから飲んでいます。
大阪市の水道水「ほんまや」の販売や、
高度浄水処理水の、冷水器も設置していました。
大阪市の高度浄水処理方法は、模型で知る事ができますが、写真は省略。
1) 「 沈砂池 」 で、荒いゴミや砂を取り除きます。
2)「凝集沈殿池」 に、“硫酸ばんど”という薬品を混ぜて、不純物を取り除きます。
3)「オゾン接触池」オゾンを発生させて有機物質の分解をします。
4)「急速砂濾過池」で、更にろ過します。
5)「オゾン接触池」もう一度オゾンの注入。カビ臭、病原菌を消毒します。
6)「粒状活性炭吸着池」 有機物質を、活性炭にくっつけて除去します。
7)「塩素接触池」 アンモニアを分解します。
8)「配水池」へ。
といった感じでした。(間違えてたらスイマセン。)
館内は立派な博物館のようになっています。(バリアフリーです。)
淀川のわんどウォッチング
ワンドとは、川の増水などで水溜りになったり、川と繋がったりしている淵の部分です。
鯉や、珍しいイタセンパラが泳いでいました。
イタセンパラは、コイ科の淡水魚で、国内の希少野生動植物種、
16分おきに雷がなり、雨が降ります。
大阪の、江戸時代のくらしと水
当時の長屋を再現し、紹介されています。
このおじさんがホンモノのようにリアルで、ちょっと怖かったです。
排水ゲーム(左)活性炭ゴミ取りゲーム(右)
浄水に使われる活性炭をイメージした模型ですが、
簡単なゲームができるようになっています。
大人でもわりと楽しかったです。^^
3/24~4/10まで、大阪市の水道水で造ったグリーンティとお菓子がいただけます。
至れり尽くせりのサービスですね。
バーチャルアクション(?)ゲームができます。
卵のうの中に何匹かいます。
卵のうだけ見ると、ゆむしみたいで気持ちが悪いですが。
なにわ育ちのおいしいお水 ほんまや 500ml 100円
水道水(ピュアウォーター)に100円はもったいないような気もしましたが、
入場料のつもりで購入。
一口飲めば、「ほんまや。。」と、美味しさを実感できました。w
記念館の外は、少しだけですがお弁当を食べるペースもあります。
淡水魚水族館 (淡水魚飼育研究棟)
淀川の淡水魚や貝、水草など飼育研究されている施設で、
淡水魚の水族館としては国内で初めてできた水族館です。
ここは社会見学などで事前に予約がないと入れない施設ですが、
3/28~4/10の9:00~21:30まで、桜の通り抜けを開催中です。
ぼんぼりちょうちんなどでライトアップ、屋台などもあるようなので、
夜桜も楽しそうですね。
ここの桜はほぼ満開でとても綺麗でした。(4/2)
その後、しばらく淀川をうろうろして、つくしを探しましたが(笑)収穫はゼロでした。^^;
長柄橋を通り、天神橋筋6丁目駅から帰りました。
関連記事:浅香山浄水場 つつじの通り抜け ( 2008-04-26 )
大阪市東淀川区柴島1-3-1
9:30~16:30(月曜定休日)
駐車場、入場料無料
地下鉄御堂筋線 西中島南方2番出口左にまっすぐ 10分
柴島浄水場
大阪市東淀川区柴島1-8 ( MAP )
阪急京都線崇禅寺 徒歩10分
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Author:mahina
(ギャルママ)