
お次は
兵庫県立コウノトリの郷公園へ。
国の特別天然記念物に指定されている
「コウノトリ」の野生復帰を目指している施設で
公園内で保護繁殖後、野生復帰の為に放鳥をしています。
前回訪れた時は空を飛んでるコウノトリは見られなかったんですよね。
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兵庫県立コウノトリの郷公園(2013年10月09日)

可愛いゆるキャラがいました。

売店もありますが、私はコウノトリ文化館の方へ。

入口のコウノトリの剥製です。
体長は約1m、羽根を広げると2mもある大きな鳥で
但馬地方では「ツル」とも呼ばれているそうです。
目の周りが赤く、魚やどじょう、カエルなどを餌にしています。

コウノトリは頭を海老ぞりにして背中につける癖(?)があって
その姿がとても可愛いです。
前回は館内を見学しただけですが、今回はツアーでしたので、
コウノトリが絶滅し、その後復活に向けた取り組みなど
DVDも交えて説明を聞きました。

コウノトリは肉食で、豊かな自然が無ければ生きて行けず、
世界中でも2000羽ほどしかいない絶滅危惧種に指定されているそうです。
写真は明治時代、日本では豊岡でしか見られなくなった光景で、
最後のコウノトリは昭和46年に姿を消してしまいました。

昭和40年から人口飼育に取り組みましたが、残念ながら
日本にいたコウノトリは絶滅。ソ連から贈られた健康なコウノトリを
人工飼育し、25年目にようやくひなが生まれ、
現在では120羽を超えているそうです。
初めての放鳥は平成17年で、遠くは韓国で目撃情報が報告されています。
大体2日で韓国に到着するんですって。

コウノトリの巣
枝などの上に拾ってきた稲を積み重ねています。
痛くないんでしょうかね。雨の日も吹き曝しです。


公園にも行ってみました。
飼育中のコウノトリや、放鳥したコウノトリが戻ってきたりしていました。

とても空高く飛ぶんですね。ズーム最大でこれです。^^
パラグライダーの様に飛んでいてとても気持ちがよさそうです。
動画も撮ったのでよかったらご覧くださいね。

遠いですが…。自然に帰ったコウノトリも確認できました。
つづく
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0796-23-5666
9:00~17:00
月曜定休日(休日の場合その翌日と12月28日~1月4日)
和田山IC~国道312号線(和田山ICから約1時間)
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