

川口の居留地跡ってどこにあるのか解らなかったんですが、
中之島漁港の帰りに偶然発見しました。
木津川橋の近くです。
残念ながら現在は異国っぽい雰囲気はありません。


残っているのは煉瓦造りの教会のみだそうです。

自由に見学することができます。
親切に案内してくれますよ。

礼拝堂はこんな感じです。以前玉造にある
ガラシャの?教会に入ったら
魂を吸い取られそうな変な気分になったんですが、
ここは心が温まる感じです。

教会は1881年に設立されています。現在の礼拝堂は1920年の建設だそうです。
キリスト教にはカトリックとプロテスタントがあります。
以前は30年戦争が勃発したりと相当仲が悪かったそうです。
カトリックはキリストとマリア様を神様とし、
プロテスタントは聖母マリアは神としません。
牧師さんは父親はヨセフだけど、出産前に神の子を宿ったと
マリア様が言った為、父親はいないとかその人は父親じゃないとか
なんとか言ってました。(忘れました)
私はキリストの教えとかなら分かるんですけど、
神は人間じゃないのでこういう話は苦手です。
神ってる人はいると思いますが。
プロテスタントは宗教って感じが薄く、洗礼を受けなくても誰でも歓迎して、
とにかくお祈りをしましょうという感じなんですね。
長年生きてきて汚れてしまった心の洗濯ができそうです。

高い天井は木造です。

左側にあるステンドグラス。右側にも作成する予定が
阪神大震災以降中止になったままだそうです。

全て聖書に登場する花だそうです。
聖書って読んだ事ありませんが、物語になってるの?
花が出てくるんですね。

パイプオルガン

キリストをイメージしたステンドグラス


煉瓦造りは頑丈なようですが、阪神大震災の時に倒壊の被害があったそうです。
周辺の建物は大丈夫だったのに…。中に鉄筋うち込まないともろいんですね。
1998年に取り壊して建て直した方が安く付くとの事でしたが、
修復を選び鉄板などで補強しています。


イングリッシュゴシックという尖がった窓がお洒落です。
この教会は今年で146年を迎えています。とても歴史のある教会ですね。


クリスマスに教会…。いいですね。
行ってみたくなりました。

教会前にも古い建物がありました。
居留地とは関係ないそうですが、教会と同じぐらい古いそうです。
大阪川口居留地跡
大阪市西区川口1丁目目5
日本聖公会川口基督教会大阪市西区川口1丁目3−8
- 関連記事
-