
八尾若ごぼうの収穫と八尾若ごぼうを使った料理を
園児たちに振る舞う会に行ってきました。
場所は八尾市大字都塚。大阪に大字があるなんて!
と気になって調べたら大阪府内に結構字があるじゃない。。
方向的に逆を示すナビを何度も逆らったら道が無くなっていたり
ぐるっとUターンだったりほっそい道で大変でした!

八尾若ごぼうは9月中旬に種まきを始め、
初めの芽吹いた葉茎は12月ごろに刈り取り、根だけを残した状態で
再び葉茎が伸びた2月上旬から4月上旬に刈り取りをするそうで
春を告げる季節野菜との事。
この日も突風が吹き荒れる割には暖かく、春一番って感じでしたが
ニュースでも4年ぶりの春一番を観測と出てましたね。
ハウス栽培の場合は2月上旬から下旬
露地栽培の場合は3月上旬から4月上旬の収穫だとか。
八尾若ごぼうの収穫が終わったら、八尾えだまめ、葱を植えて
年中何かを栽培しているそうです。

私ごぼうは根っこしか見たことが無く、ごぼうの葉を初めてみました。
スーパーで見た事があるかもしれませんが…。
全国でも栽培されている葉ごぼうは、一度葉茎を刈り取る事をしないんだそうです。
江戸時代、主に大阪市内の上町台地で多く栽培されていた若ごぼうは
大正の頃に現在の八尾市域に広まったそうです。
大阪産の伝統野菜は大阪市内が多く残っていますが
ごぼうは廃れてしまったんでしょうか。
若ごぼうは根を食べる普通のごぼうとはちがって
根っこはもちろん、軸や葉まで捨てるところがありません。
鉄分、食物繊維、カルシウムが豊富で
葉には高血圧、動脈硬化を防ぐルチンが多く含まれているそうです。

あぐりん
農業を意味していて松原市・東大阪市名産のトマトの顔、
八尾市名産のエダマメと柏原市名産のブドウの首飾り、
おしりには八尾市名産若ごぼうの尻尾が生えています。

園児たちの収穫の様子。
すっと抜けてる気がしましたが、結構根が張り付いてるようです。
でも根っこがそれほど長くないから園児でも大丈夫。
葉ごぼうを手に持って歩く園児がかわいい。

収穫時期を迎えた葉ごぼう。今年はあまり伸びなかったそうです。


昔の人は何故これを食べてみようと思ったんでしょうね。
言われなきゃ、ごぼうだと解らない。(私は)

おんぢ若葉の会の方が振る舞って下さった
若ごぼうを作った料理です。
あく抜きや下処理を間違うと大失敗しそうですよね。レシピはこちら↓
農家直伝 八尾若ごぼうの下処理(葉)農家直伝 八尾若ごぼうの下処理(軸・根)農家直伝 八尾若ごぼうのかき揚げ農家直伝 八尾若ごぼうの炊き込みご飯
すっかり冷めてしまったかき揚げだけど、めちゃ美味しい!
揚げたてだったらどれだけ美味しいでしょうね。

こちらは葉を炒めたんでしょうか?ご飯によく合うんですよね。
何で味付けしたのかこちらのレシピも欲しい所でした。^^


炊き込みご飯には軸が入っていて、軸が美味しいですね。
筋も無くて柔らかくていくらでも食べられそうでした。

八尾若ごぼう…。地元のスーパーでは見かけませんが、
八尾の直売所や飲食店で食べる事ができるそうです。
一袋結構長くて400円程ですが、直売所なら300円前後だそうです。
残念ながら畑の近くに直売所が無くて買えませんでした。
とりあえず食べてみたいという場合、3/26(土)の
八尾バルで!
今回のテーマは「八尾若ごぼう+α」だそうですよ。

直売所はこちら
八尾ごぼう八尾市農業啓発推進協議会
JA大阪中河内
- 関連記事
-