

篠山城主青山家の別宅だった
青山歴史村桂園舎へ訪れました。
以前前回書いた事は割愛します。過去記事をご覧くださいね。
青山歴史村 桂園舎(2015.08.29)


以前はこんなの無かったなぁ。何故白いんでしょう。


高城屋敷門
元々八上城にあったそうです。
平坦な場所が無かったので想像がつきませんが。
過去記事
丹波富士(高城山) 八上城跡ハイキング462m (2015.08.25)

青山歴史村の入口は木造入母屋造りの茅葺の門。
篠山藩士旧澤井家の長屋門だったものを移築しています。
武士の中でも、長屋門があるのは上級武士のみなんですって。

内庭


篠山城惜別の碑

桂園舎


3棟の土蔵があり、2階建てになっています。

ただの衝立のように思えて以前は気づきませんでしたが
漢学書関係の版木1200余枚が展示されていました。


専門の彫り師が居たんですね。字も綺麗だけど芸術的です。




篠山藩は教育熱心だったそうで、教科書を作っていました。
版を一度作ってしまえば効率よく教科書ができますね。

鼠草紙絵巻
26メートルもある絵巻で最後の方を広げて展示しています。
物語は室町時代のもの。絵巻は江戸時代のものだそうです。

人間になりたかったネズミの物語。

人間に化けて、人間と結婚しますが、後でばれて
追い出される(?)といった内容でした。

武士の中でも位によって着てもいい儀礼服が決まっていたんですね。
篠山城主は狩衣。


菊の紋章入りの狩衣

廃藩置県後、多くは藩主が知事を務めたそうです。

以前は無かった丹波篠山デカンショ節会館へ

デカンショ節の一番
誰が作ったのか分からない程歴史があるんですね。
こちらの地方では、「どっこいしょ」を「デカンショ」
…とは言わないようですが。
おそらく「どっこいしょ」からきてるとか。
篠山ではあちこちでデカンショ節が流れていて
頭から離れなくなりますが、帰るとすっかり忘れてしまいました。

歴代デカンショ祭りのポスター

ここには最新機器が。。
覗かないと始まらないんですが、篠山の町など
立体的に見ることができます。これ面白い!


i-padでバーチャルデカンショ節。

背景が写るので、一緒に踊ることができます。(爆)
ガイドさんに踊っていただきました。
ホントに一緒に踊っているみたいで違和感なし!

デカンショ祭りの様子です。すごい人ですね。
篠山城の二の丸庭園で行われるそうです。

デカンショ節は現在300番くらいまで詩があるそうです。
採用されるとデカンショ祭りで歌ってもらえるそうですよ。
過去記事
青山歴史村 桂園舎(2015.08.29)
青山歴史村兵庫県篠山市北新町48
入館料(大人300円 大高200円 中小100円)
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