

西大寺の後は結局平城京めぐりはせずに
また近鉄電車に乗って奈良へ。奈良駅にもciao pressoがあったので
すこし休んでから
奈良公園を探索しました。

興福寺北参道

奈良公園のマップです。めちゃ広いです。
周辺の興福寺、東大寺、春日大社、奈良国立博物館、なども含めると
東西約4キロメートル、南北約2キロメートルもあるそうです。

春日東西両塔跡
"春日大社一の鳥居を入った北側にあたる、東西に並んだ二基の塔跡で、現在その礎石が廻廊や門の部分を含め博物館なら仏像館の南側に残っています。西塔は永久4年(1116)に関白の藤原忠実(ふじわらのただざね)によって、東塔は保延6年(1140)に鳥羽上皇(とばじょうこう)の本願によって建立され、西塔は「殿下の御塔」、東塔は「院の御塔」と称されていました。治承4年(1180)、平重衡(たいらのしげひら)による南都焼き討ちにあって焼失し、その後再建されましたが、応永18年(1411)に落雷によって焼失し、その後は再建されずに今日に及んでいます。東西両塔の規模はともに興福寺五重塔とほぼ同じで、初層の一辺は約8.6メートル、高さ約50メートルだったと推測されています。また、両塔の南正面には複廊、中央には楼門を設け、東・西・北の三方には一辺約70から80メートルの築地(塀)を巡らしていました。往時の偉容は、絵画の春日宮曼荼羅(かすがみやまんだら)などに見ることができます。"(
HPより)

これが両塔跡…。って鹿に占領されています。


何度も頭を上げ下げするのがお辞儀をしているようで、
こちらもお辞儀をしてみると、鹿も頭を下げます。
つられているだけなのか、芸ができるのか分かりませんが、
外国人観光客が動画を撮ってるのを見ると、やっぱりたまたまではなく、
ちゃんとお辞儀をしてるんですね。
「日本は鹿まで礼儀が正しい。」とか思われてるかもしれませんが
こんなことをするのは奈良の鹿だけで
奈良でシカ見られない光景です。(突っ込み不要)


眼が合うと微笑んでくる鹿も結構いました。
大人しくてとても可愛いです。
毛の生え代わり時期でぼさぼさなのもまた可愛い。
ふと、いつから奈良に鹿が居るんだろうと気になったんですが、
1300年前から居るんですね。野生動物なので飼育もしてないんですって。
現在1200頭程いますが、明治維新の時に38頭、第二次世界大戦の時に
79頭まで減ってしまって絶滅の危機があったんですって。

この建物は仏像館としてリニューアルしたとか。

飛鳥時代初期の石棺。
仏像館"明治27年(1894)に完成した、奈良で最初の本格的洋風建築"だそうです。
表に写真禁止マークがあったので入りませんでしたが
土日祝は20:00まであいてるのが嬉しいですね。

地下回廊
仏像模型
仏像ってこうやって作るんですね。
奈良国立博物館はこの日閉館中でした。


私のマフラーを狙っている鹿。目をそらすと食べる(たぶん)

東大寺方面へ

南大門

東大寺ミュージアムですって。こちらも写真禁止だそうなので
入りませんでした。4月から9月まで休館だそうです。

奈良の大仏の実物大の手2.56m

カフェ、売店のあるギャラリーのみ入ってみました。

大絵馬

大仏殿屋根あり、屋根なしですって。
よく考えると、大仏と大仏殿は大仏が先なんですね。

東大寺にも鹿が沢山います。
手を後ろ手に組んで立ち止まっていると、
後ろから手をペロッとされます。2度舐められたけど
振り向くときょとんとしていてメチャ可愛かったです。
2018年 初詣 東大寺(2018.01.02)
奈良公園 興福寺~東大寺~春日大社 (2008.03.19)
奈良公園奈良市登大路町30
奈良国立博物館奈良市登大路町50番地
奈良公園東大寺奈良県奈良市雑司町406-1
4~10月 開門 7:30 閉門 17:30
11~3月 開門 8:00 閉門 17:00
大人600円、小人300円
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