
地下鉄東山線を乗り継いで名古屋港で下車しました。

名古屋港ガーデンふ頭日曜日だというのにひっそりしていますね。

入場料は300円と安いです。
海洋博物館、展望室の3施設共通券だと700円。
博物館は行かなくても別によかったかなぁ。
取りあえず、3施設共通券を購入しました。
水族館もあったんですが、名古屋に来てまで
水族館はいいかなーと行きませんでした。
タロ・ジロの銅像
昭和31年第一次南極観測隊「宗谷」に同行した白樺犬です。
南極物語1983年(昭和58年)を見て、
当時、あれが実話だとは知りませんでした。

中型雪上車SM50S


二代目の南極観測隊「ふじ」は、
日本では初となる極地用の本格的な砕氷艦です。
1965年(昭和40年)から18年間現役を終えた後、
1985年(昭和60年)からは「南極の博物館」として
ガーデンふ頭に永久係留されています。

南極料理人や、昭和基地から発信しているブログで
とても興味があった観測船が、名古屋港に展示されているとは
知りませんでした。


中に入ると私しかいません。
現役のころは、ここに何百人も乗っていて
南極まで航海したんですねー。

食堂
テーブルとイスは床に固定されています。
今は6席だけになっていますが、
幹部を除く乗務員が食事をした場所で、100人一斉に
食事ができたそうです。

調理場
一瞬人だと思ってドキッとしました。

美味しそうな給食!

クリスマスやお正月などは特別メニューが登場します。
船内ではもやしも栽培していたそうです。

湯沸し器

船内の食堂や居室・診療所・理髪店などを
窓越しに隅々まで見学することができます。

電信室
2キロワット送信機で、南極から日本に通信することができます。
南極の料理人では通話料がめちゃくちゃ確か高かった気がします。

酒保
チケット制の売店で、作業終了時1時間のみの営業だそうです。



士官室

医務室
医者も乗ってるんですね。
ふじの航海は約5か月間。240人の健康管理を行っています。
手術ができる設備もあったそうです。


理髪室

鏡越しに絶対目が合います。怖い。

庶務室

先任海曹の10人居室



第二移住区


第十二観測隊員寝室


南極の博物館


南極の氷が展示されています。




南極観測船は、宗谷、ふじ、しらせ1、しらせ2
があって、現役はしらせ2です。


昭和基地はこんな感じになっているそうです。
南極に日本の基地は現在「昭和基地」、
「みずほ基地」、「あすか基地」があります。
南極観測隊は毎年募集しています。なりたいわぁ。
ちなみに、タロとジロの時は数名死亡しています。

ドラマチックシアター



飛行甲板
1965年の第7次~第15次観測の際ふじに乗っていたヘリコプターです。

ふじの広場
南極大陸の形をした芝生が見えます。



ブリッジ内にも入れます。
南極の博物館「南極観測船ふじ」だけで、
とても見ごたえがあって楽しめました。

3施設共通券を購入したので、海洋博物館と
展望室は記事を分けます。
名古屋港ガーデンふ頭体験型歴史的資料「南極観測船ふじ」名古屋市港区港町1番9号
入館料:300円 3施設共通券:大人 700円 小人400円
地下鉄東山線「栄」駅乗りかえ、名城線金山方面(左回り)「名古屋港」行き
終点「名古屋港」駅下車(3番出口)徒歩5分
- 関連記事
-