
下福島公園の、のだふじを見に行ってきました。(2019.4.27)


ノダフジの発祥は、大阪市福島区野田です。
大阪がまだ海で島が沢山あった頃、大量の土砂と共にヤマフジが島に流れ着き、
根付いたものがノダフジと呼ばれ、全国に広まりました。
室町時代から明治時代まで「吉野の桜か野田の藤」と言われるほど
野田の藤見見物は有名だったそうですが、戦争などで衰退し、
現在野田地区に植えられているものは戦後に植えられたノダフジです。


隣の銀杏の木に巻き付くのだふじ

凄くねじれてますねー。日本固有の藤は右巻きと左巻きの二種類あり、
つるが右巻きの藤を「ノダフジ」左巻きの藤を「ヤマフジ」というそうです。
のだふじの会は、福島区を藤の雲でいっぱいにしよう。
と藤の木を育てています。


まだ背の低い藤の木。なんか可愛いですね。



ピークを迎えているのに、葉が多く花が少ないです。
鳩よけのネットはどうにかならないのかしら。
正直、発祥の地ではない所に咲く藤棚の方がよく咲いているような気が。

長い藤棚
1本の藤の木ではありません。



よく咲いてるほうの藤棚です。藤の花の下でお花見もいいですね!


こちらは一本の藤の木です。



ひょろっとしていますが、けなげで可愛い!


のだふじと藤邸の庭の石碑
足利義詮や豊臣秀吉も訪れた藤庵の庭が復元されています。
ノダフジ発祥の地(春日大社)は、ここから600m(?)との事でしたが
行っていません。


反対側のふじ棚です。白い藤もあります。

通行止め中の堂島大橋。自転車、徒歩のみ通行できます。
下福島駅からは、京阪中之島駅がすぐでした。
関連記事
梶本さんちの野田藤 ふじまつり 信達宿の野田藤 (2018.04.27)
下福島公園
大阪府大阪市福島区福島4丁目1番
京阪中之島駅から徒歩5分
- 関連記事
-