

宿泊先からは、JRの宮島口よりも広電宮島口の方が近かったので、
広電で途中の停車駅原爆ドームに立ち寄ってから広島駅へ向かう事にしました。


原爆ドームは広電かバスが最寄り駅です。
電車一本で原爆ドームの目の前まで行けるはいいですね。
でも49分もかかります。

広電はこんな感じ。広島市内からは停車駅も多くて長いですが
景色を眺めながらの路面電車は楽しめました。

原爆ドーム近くの川に宮島からの船もあるんですね。



原爆ドーム
元々は「広島県産業奨励館」という洋館でした。
1996年に世界遺産(文化遺産)に登録されています。
戦後の復興が進む中、建物の除去は留保されていましたが
「見るたびに原爆を思い出すので取り壊してほしい」という
意見も多かったそうです。
1966年(昭和41年)に正式に永久保存することを決議したそうです。

原爆投下時に建物内で勤務していた内務省(建設省)殉職の地
職員約30名は、爆発に伴う大量放射線被曝や
熱線・爆風により全員即死したそうです。


相生橋
本川(旧太田川)と元安川の分岐点、
相生通りと広島電鉄が通る併用橋で
原爆ドームと広島平和記念公園を結ぶ橋です。
広島市への原子爆弾投下時に目標点とされました。
正確には島病院上空で炸裂し、相生橋は約300m離れていました。
被爆当日、この橋付近に居た人々が
ほぼ即死状態で大勢お亡くなりになられたそうです。

広島平和記念公園

原爆慰霊碑越しの原爆ドーム

安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから
「この碑の前にぬかずく1人1人が過失の責任の一端をにない、
犠牲者にわび、再び過ちを繰返さぬように深く心に誓うことのみが、
ただ1つの平和への道であり、犠牲者へのこよなき手向けとなる」
英訳では「WE」がつけられていて、主語は人類全体とする
現在の広島市の見解に通じる主張がされています。

広島平和記念資料館入館料は200円です。もう5回目の訪問ですが、
新しくリニューアルしてからは初めてです。
以前は日本人しか来ていなかった印象でしたが、
今は外国人も多く、白人も多い気がしました。


本館
ここは凄く混みあっていて、歩くのも困難な程でした。(平日)
写真はフラッシュでなければOKですが、生々しいのでやめておきます。
よければ動画をどうぞ


原爆ドーム近くにあった被ばく地蔵と、原爆ドームが見下ろせる
折り鶴タワーがあります。
原爆ドーム広島県広島市中区大手町1−10
【路面電車】2番宮島口行き・2番西広島駅行き・6番江波行き「原爆ドーム前」下車
【バス】「紙屋町」下車 西へ徒歩約5~10分(所要時間約15~20分)
【バス】「原爆ドーム前」下車 (所要時間約15分)
広島平和記念資料館【3月-7月】8:30-18:00【8月】8:30-19:00 (8月5・6日は20:00閉館)
【9月-11月】8:30-18:00【12月-2月】8:30-17:00
*休館日12月30日及び31日
大人(大学生以上) 200円
●高校生 100円(20人以上の場合、無料)
●中学生以下 無料
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